クラシック音楽において東京以上の歴史と伝統を持ち、時代を代表する音楽家、作曲家を数多く輩出し、音響/設備の良いホールやサロンが点在する関西の音楽界。しかし昨今のメディアなどの東京偏重の弊害で、その魅力、情報が全国に伝わりにくいのが現状です。そこに一石を投じ、関西の音楽シーンの「推し」を国内外に広く紹介するプログラムです。
プレゼンターの崎本哲生氏は、クラブ関西の専務理事にして、アマチュアオーケストラでコンサートマスターを歴任したヴァイオリン奏者、音楽愛好家。
番組では毎回、崎本さんが注目する音楽家を始め、関西の音楽シーンをリードする人々をゲストに迎えてお送りします。
コンサートの実況録音音源も積極的にご紹介していきます。
関西の音楽界の「いまの音」をお楽しみください。
音楽愛好家
1956年、大阪府生まれの倉敷育ち。
ヴァイオリンを始めたのが3歳、挫折したのが6歳。再び目覚めたのが13歳。その後、同志社交響楽団、宝塚市交響楽団などのコンサートマスターを歴任。2011年より現在までヴァイオリンを馬渕清香氏に師事。2018年京阪ホールディングス株式会社を定年退職。2016年~2023年まで東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員。2024年6月、「クリエイティブジャパン戦略」(白桃書房)を共著で出版。その中で「アートは未来創造のキーワードとなるか」をテーマとした論考を寄稿。現在、一般社団法人クラブ関西専務理事。