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3月20日(木)18:00 「上方クラシック倶楽部」#6 関西クラシックシーンの「今とこれから」を世界に発信!ヴィオラ奏者 後藤彩子さんをお迎えして!

カテゴリー上方クラシック倶楽部, 番組情報

クラシック音楽においては東京以上の歴史と伝統を持ち、時代を代表する音楽家、作曲家を
数多く輩出し、音響/設備の良いホールや瀟洒なサロンが点在する関西の音楽界。
しかし昨今のメディアの東京偏重の弊害で、その魅力、情報が全国に
伝わりにくいのが現状です。そこに一石を投じ、関西の音楽シーンの「推し」を
国内外に広く紹介するレギュラープログラムが「上方クラシック俱楽部」。                                         
                                                             
関西のクラシック界の新しい情報、おすすめの音楽家や演奏会、コンサート・ホールや サロンを、
ゲストも交えながら毎月1回のペースでお届けします。                                       
                                                    

プレゼンターの崎本哲生さんは、クラブ関西の専務理事にして、アマチュアオーケストラで
コンサートマスターを歴任したヴァイオリン奏者、音楽愛好家。                                                                                       

3月のゲストはヴィオラ奏者の後藤彩子さんです。                                    

ドイツを拠点にヨーロッパで幅広い活躍をされ、あのシューマン・クァルテットの
初代ヴィオリストとしても知られる後藤さんは、日本に帰国後、演奏と並行して
子供のためのコンサート「こどもクラシックミュージックアトリエ」で
従来の教育プログラムとは違った、ユニークなシリーズを展開中です。                          
たっぷりとお話を伺うことが出来ました。
どうぞお楽しみに。                                                
                                                  
《楽曲》

                                                                

1. 雅楽(クァルテットアトリエ編曲):「越天楽」                                      

    演奏:クァルテットアトリエ                                                                  
    (ヴァイオリン:上敷領藍子、相原瞳 ヴィオラ:後藤彩子 チェロ:佐藤響)                             

                                                                 
2, 古謡(平川加恵編曲):さくらさくら                                                   

    演奏:ヴァイオリン:上敷領藍子 ヴィオラ:後藤彩子                                   

                                                                      
3, 成田為三(江戸聖一郎編曲):浜辺の歌
4, キュイ:5つの小品Op.56~Ⅳ.ノクターン                                           
5, ドビュッシー(ダマーズ編曲):ベルガマスク組曲~月の光                                  
                                                                
     演奏:トリオ・アトリエ                                                    
      (フルート:江戸聖一郎、ヴィオラ:後藤彩子、ハープ:福井麻衣)                             

                                                               
6,モーツァルト:弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387~第4楽章                                     

                                                                           
    演奏:クァルテットアトリエ                                            
                                                             
                                                           

                                                         
【ゲスト・プロフィール】                                                        

後藤彩子 (Ayako Goto)  ヴィオラ奏者                                         
                                                        
東京芸術大学附属音楽高等学校を卒業後、ケルン音楽大学、ソフィア王妃音楽大学に進学。                                   
田中千香士、菅沼準二、マティアス・ブッフホルツ、アルバンベルグカルテットに師事。                          
ギュルツェニッヒ管弦楽団、デュッセルドルフ交響楽団の契約団員。大阪国際室内楽コンクール                                   
第二位、2012年シューベルト&現代音楽国際コンクールにて優勝。京都市交響楽団、                          
関西フィルハーモニー管弦楽団などの客演首席奏者としても出演している。                             
京都市立芸大講師を経て堀川音楽高校講師など後進の指導にあたる。                               
日本室内楽振興財団 調査研究事業アソシエイト・アーティストコレクションWLKより                           
William D.Watosonの弓を貸与されている                                             

                                                         

【プレゼンター・プロフィール】                                                   

崎本哲生(Tetsuo Sakimoto) 音楽愛好家 

1956年、大阪府生まれの倉敷育ち。
ヴァイオリンを始めたのが3歳、挫折したのが6歳。再び目覚めたのが13歳。
その後、同志社交響楽団、宝塚市交響楽団などのコンサートマスターを歴任。
2011年より現在までヴァイオリンを馬渕清香氏に師事。
2018年京阪ホールディングス株式会社を定年退職。
2016年~2023年まで東京大学未来ビジョン研究センター客員研究員。
2024年6月、「クリエイティブジャパン戦略」(白桃書房)を共著で出版。
その中で「アートは未来創造のキーワードとなるか」をテーマとした論考を寄稿。                      
現在、一般社団法人クラブ関西専務理事。