9月16日(水)OTTAVA jazz

最近の東京はだんだんと涼しくなって、秋を感じさせる季節になりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか。本日も4時間たっぷりとお届けして行きます。

スタンダードナンバーには、ニューヨークを歌ったものが多く存在するのですが、とりわけ「オータムインニューヨーク」は人気も高く、一年に渡っていつでも秋を感じさせてくれる(笑)曲です。しかしそれにしても、ニューヨークという街と、秋という組み合わせは本当に素晴らしい。コールハースを引くまでもなく、ニューヨークという街は碁盤状に展開する極めて計画的に設計された街であり、実験的な観念すら想起させるその碁盤の上では、さながらシナトラが歌う「ニューヨーク、ニューヨーク」のような夢見がちな人々や、もう少し歳のいったゴードンゲッコーのような狡猾な人間たちが、日々懸命に(もちろん人間が作った)ゲームを闘うわけですが、そこにふと、秋という自然に所与の要素が入り込んできて、その街の精神、存在自体に揺さぶりをかける。極めて人工的な都市と、自然に所与の季節とのマリヤージュ。オータムインニューヨークの魅力は、人間の精神の奥底に潜む、そんなある種のロマン主義的な結合への恋い焦がれを的確に捉えていることにあるような気がします。

(つるみ)

【9月16日(水)OTTAVA jazz OA楽曲】

■OTTAVA jazz

18:01 ギラ・ジルカ : Come Fly With Me
18:05 Christian Vuust : Helgenes
18:11 間を奏でる : うつろひ
18:18 akiko / 林正樹 : if
18:23 南博Go There! : Tears
18:33 Ben Wendel : ハイ・ハート
18:40 Slawek Jaskulke : East & Easy
18:45 大林武司トリオ : WORLD PEACE
18:51 Ben Wendel : December
19:02 須田晶子 : How About You
19:10 The New York-Paris Reunion Quintet : Brooklyn
19:20 Nicki Parrott : They Can’t Take That Away From Me feat Byron Stripling
19:25 Janet Seidel & Tom Baker : Dedicated To You
19:30 New West Guitar Group : When She Loved Me – Tierney Sutton
19:39 David Negrete  : I Started Having Second Thoughts
19:45 石若駿 CLNUP4 : Playgroundz
19:51 宮川純 : The Way

■OTTAVA jazz plus

20:00 Glenn Miller European Memorial Orchestra : Stardust
20:04 George Cables Trio  : My Ideal
20:09 谷口英治 : Tis Autumn
20:13 Isabella Lundgren : Isn’t it romantic
20:18 THE J. MASTERS : Round About Midnight
20:27 池田篤 : John’s Jazz Store
20:39 Luca Mannutza Sound Six : Evan’s Even
20:48 Ryan Porter : Strasbourg
21:01 Dinah Shore : Come Rain or Come Shine
21:03 Nicki Parrott : Diamonds Are A Girl’s Best Friend
21:08 中牟礼貞則 : Turn Out The Stars
21:15 THE NEW YORK-PARIS REUNION QUINTET : Sophisticated Lady
21:23 Alexis Cole & Bucky Pizzarelli : If I Were A Bell
21:27 The New York-Paris Reunion Quintet : Bittersweet
21:39 Briana Cowlishaw : Skylark
21:45 Barry Harris : I’m Old Fasioned
21:53 Essential Ellington + Hideko Shimizu : It Don’t Mean A Thing

【Monthly Recommend】

■OTTAVA Jazz
Ben Wendel 「ハイ・ハート」
レーベル:コアポート(RPOZ10060)

アメリカ西海岸の人気ジャム・バンドのニーボディの中心人物としても記憶に新しいサックス奏者、Ben Wendelの2年ぶり5枚目の最新オリジナル・アルバム。
キーボードにシャイ・マエストロ、ジェラルド・クレイトン、ベース/ジョー・サンダース、ドラム/ネイト・ウッド、Voice /マイケル・マヨが参加。2019年のNYウィンター・ジャズ・フェスで結成され、以来ライヴを重ねていた新グループとのことで、演奏・錬度の高い楽曲群も納得のクオリティです。マイケル・マヨのボイスが新鮮な響きを与えています。

■OTTAVA Jazz Plus
Ryan Porter 「Strasbourg / St. Denis」
レーベル:rings(RINC66)

カマシ・ワシントンのバンドメンバーでも知られるトロンボーン奏者、ライアン・ポー ターによる、初のライブ・アルバムから。ライアンが師と仰ぎ続けてきた故ロイ・ハーグ ローヴが愛したパリのジャズ・クラブNew Morningで、彼の楽曲からスタートする、エキサイティングな熱気溢れるライブ盤。ということでOTTAVA_JAZZではもちろんこの曲“Strasbourg St. Denis”をレコメンドです。

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