カテゴリーザ・コンテンポラリー, 番組情報
第14回と第15回の2週にわたって2001年の国際企画《新世紀への讃歌》の全8曲をお聴きいただきました。21世紀に入ってから早くも四半世紀25年が過ぎようとしています。しかし、人類はまだまだ未熟と言わざるを得ない状況が続いています。この時期にあらためてこの国際的な共作連作の全容をご紹介できたことに、少なからず意義を感じている私です。皆様にも、人類の平和や地球環境保全について想いを巡らせる機会としていただけましたら幸いです。
この2週で取り上げた音源やアルバムについての情報を記しておきます。
東京フィル 共作連作《新世紀への讃歌》全曲委嘱世界初演 CD:LIVE NOTES / WWCC-7414
指揮:渡邊一正 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Sop:リー・ビュンリウル (‘) Bar:河野克典 (”) 合唱:東京少年少女合唱隊 (”’)
プランニング・アドヴァイザー:松尾祐孝
共作連作《新世紀への讃歌》
第1曲:松尾祐孝(日本)/序章〜人類の未熟さに対して ”’
第2曲:陳圭英(韓国)/土の未来〜母なる大地へ ‘
第3曲:ジュリアン・ユー(中国-オーストラリア)/水の未来〜海へ、川へ ”’
第4曲:ディエゴ・ルズリアガ(エクアドル)/空気の未来〜森へ、大気へ ”
第5曲:周龍(中国-アメリカ)/火の未来〜エネルギーへ ”’
第6曲:ランス・ヒューム(アメリカ)/宇宙の未来〜星たちへ ‘
第7曲:チナリー・ウン(カンボジア-アメリカ)/命の未来〜まだ見ぬ命たちへ ‘ ”
第8曲:イグナチオ・バカ=ロベラ(メキシコ)/エピローグ〜希望 ‘ ” ”’
西川浩平(篠笛・能管・フルート)Flutist from the East vol.3 CD : LIVE NOTES / WWCC-7415
Diego LUZURIAGA 作曲 / LITURGIA・礼拝〜篠笛と管弦楽の為に(東京フィル委嘱作品、世界初演)
第1楽章:Proccesional 第2楽章:Responsorio
篠笛:西川浩平 指揮:沼尻竜典 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
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来週もまた金曜日の18時からお会いしましょう。