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『ザ・コンテンポラリー』第6回を終えて

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新番組『ザ・コンテンポラリー』の第6回、お楽しみいいただけたでしょうか。今回のテーマは、配信日が”終戦の日”にあたる8月15日であることに因んで、<1945年>でした。太平洋戦争を含む第二次世界大戦がようやく終結した1945年、もしくはその前後に誕生した名曲を探訪しました。番組の中では大作の中の一部の楽章しかお聴きいただく時間がありませんでした。是非、お時間の許す時に各作品の全曲をお聴きいただければと思います。厳しい時代の中で作品を書き上げた作曲家達の想いにも心を馳せながら、これらの音楽を鑑賞してはいかがでしょうか。

番組内で再生した楽曲等の情報、及び私のブログなどの参考資料は下記の通りです。

M1 ドミトリー・ショスタコーヴィチ/交響曲第9番 変ホ⻑調 作品 70 第5楽章(1945 年初演)ウラディーミル・フェドセーエフ指揮/モスクワ放送交響楽団

参考資料:松尾祐孝ブログ:周囲の期待にパロディックに応えた問題作!?=ショスタコーヴィチ/交響曲第9番

M2 ベンジャミン・ブリテン/パッサカリア 作品 33b 〜歌劇「ピーター・グライムズ」作品 33 より(オペラ初演 1945年)スチュアート・ベッドフォード指揮/ロンドン交響楽団

M3 イゴーリ・ストラヴィンスキー/三楽章の交響曲 第3楽章(1945 年完成/1946 年初演)ロバート・クラフト指揮/フィルハーモニア管弦楽団

M4 アルテュール・オネゲル/交響曲第3番「典礼風」第3楽章〜我らに平和を〜 (1944〜46 年作曲)湯浅卓雄 指揮/ニュージーランド交響楽団

下の写真はブリテン作曲/歌劇「ピーター・グライムズ」作品33より <四つの海の間奏曲> 作品33a <パッサカリア>作品33b が収録されている、私の愛聴盤CD『BRITTEN ORCHEATRAL WORKS – BERNSTEIN(SONY RECORDS / SRCR 8998)です。