皆様おはようございます。 OTTAVA fresca 週前半のプレゼンター、本田聖嗣です。 結局、梅雨は明けました。首都圏の梅雨明けは異例の早さ、2018年も6月中に明けましたが、今年は梅雨の期間も短く、空を見上げても、この後、もう猛暑しかない・・・という感じになってきています。もちろん、ゲリラ豪雨のような短期の集中降雨はあるでしょうが、梅雨前線による「曇ときどき雨」がじめじめと続く季節は、2022年の東京ではもうやってこない・・天気予報をみると、そんな感じです。いつもの東京ですと、セミが同時に鳴き始めるのですが、今年はまったく蝉の声が聞こえないのに、猛暑が到来しました。 各地の水不足、植物の生育不良、そして電力の逼迫・・・今年は、いろいろなことで「耐える」1年になりそうで、早くも今年の漢字は「忍」ではないかと、考えてしまいました。 例年の東京ですと、7月末に長く1ヶ月以上つづいた梅雨が明けて、暑い夏がやって来て、それは、どこか8月の祈りに満ちた日本の夏にだったりします。8月6日、9日、そして15日という忘れてはいけない鎮魂の日付と、ほぼ同時にお盆という、先祖を想う期間・・・日本の夏休みシーズンは、先人たちや、歴史に思いを馳せる季節でもあります。 現実のふるさとや観光地へ向かう旅と、過去の日本へ思いをめぐらす時間の旅、やはり、夏は旅の季節です。 来る7月19日に、「ミツ子の物語」という、広島の被爆体験をもとにした朗読劇に出演します。https://stage.corich.jp/stage/150476 といっても朗読での出演ではなく、音楽を少しだけ、付け加えさせていただく役目なのですが、現在、幅広い世代の役者さんたちが朗読されている稽古場にお邪魔して、私も時空を超えた旅をさせていただいています。 私自身は、OTTAVAの放送もあり、コロナ禍もまだまだ油断できませんし、一方でお仕事の旅もあるので、おそらく今年の夏も観光旅行はしないつもりですが、心のなかでは、広島へ行ったり、戦後の風景を旅したり・・そんな夏になりそうです。 皆様は、今年の、「あつーい夏」、どのような旅を計画されていますでしょうか? ぜひ、リクエストとともに、教えてください。 曲のリクエストは、曲目を挙げてくださっても、選曲を私に任せていただく「フレーバーリクエスト」でも歓迎です。 旅の話題・リクエスト以外の普通のお便りも大歓迎です。音楽の話題、季節の話題、その他日常の話題、何でも結構です。 いただいたお便りは、私のみならず、全世界のリスナーさんとシェアさせていただきます。 プレゼンター本田宛、メールアドレスは、sh@ottava.jpです。 それでは、9時の放送開始まで、しばらくお待ち下さい。 本田聖嗣 (写真は、朗読劇「ミツ子の物語」のフライヤーと、梅雨あけ直前の先週末の東海道の、雲に隠れた富士山や、ベタ凪で風力発電の風車も軒並み止まっていた蒲郡あたりの風景です。)