インターネットラジオ オッターヴァ

みんなでつくる復興コンサート2015

OTTAVA斎藤茂による「企画会議コラム」

「第14回企画会議~前プロについて、そして重大発表があります!」

こんにちは、斎藤茂です。

気が付くともう、10月も残りあと10日、朝晩は、東京も結構冷え込むようになってきました。
このところ比較的良い天気の日が続いているので、今年の「衣替え」は順調に進んでいるのではありませんか?
僕は、というと・・・・まだやってません。
部屋の隅には、夏物が積んであって、別の隅には引っ張り出した長袖の服が、これまた積んであって、いずれも収納を心待ちにしている、そんな有りさまです。
さぁ、情けない話はこのへんにして、14回目の企画会議を始めましょう。

先週からは、いよいよコンサートの『演奏曲目』について、みなさんのアイディアをご紹介させていただいています。
そして前回はまず、コンサートの後半に演奏される「メイン・プログラム」についてのご意見を特集しました(まだご覧になっていない方は、この先を読まれる前に、ぜひ「第13回」をチェックしてください)。
後半のアイディアも引き続きいただいているのですが、今日は「前プロ」を集めてみます。
前プロ、コンサートの前半で演奏される楽曲を便宜上、こう呼ぶことがあります。
オーケストラの演奏会のクライマックスは、やはり後半の大曲=メイン・プログラムであるケースが多いのですが、だからと言って前半の曲目が“軽い存在”であると思ったら大きな間違い。むしろ、オーケストラの個性や目指すところ、のようなものは、演奏会の前半のプログラムに感じることがとても多い気がします。
もしお時間がありましたら、日本のオーケストラの定期演奏会のプログラムを、並べてみると面白いですよ。各楽団の個性が見えてくるのは、1曲目~2曲目の「前プロ」だと思いますので。

では「みんなでつくる復興コンサート」の個性、目指すものとは、どのようなものなのか?

いただいている「コンサート前半にオススメ」という楽曲、一気に紹介します。

「ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
流れるような旋律がとても親しみやすく、コンパクトながらもスケール感があって、とても元気を与えてくれる名曲だと思います。
                                (やまぐちさん)

「モルダウ」をお願いします。
                                (たつゆきさん)

ウィーンフィルのニューイヤーコンサート見てて思ったんですけど、「ラデツキー行進曲」みたく、皆が知ってて、手拍子で参加できる楽しい曲はどうでしょうか。
子供でも楽しめそうな気がして。
あと、「鍛冶屋のポルカ」を三陸鉄道の駅員さんに一緒にたたいてもらう。
                                (のだあゆさん)

前半は華やかに、ヨハン・シュトラウスⅡ世で、「美しく青きドナウ」や「こうもり序曲」などは如何でしょう?色々な候補が出てきて、それらをこうして見ているだけでもわくわくしますね。
あっという間に3月になってしまいそう!
                                (カッパーナ・シッキーナさん)

ラ・ヴァルス(ラヴェル) 生で聴きたいです!
                                (チェチーリアさん)

現実から夢の世界に誘ってくれるようなワルツ・バレエ・オペラ音楽 他 たくさん演奏してほしい。
それから、一瞬で心惹かれる曲。
被災者の方にとって大事な曲になってもらえるような、この日だけじゃなくて、何度も聴きたくなるような曲を選びたいです。
                                (カワハギなでぃさん)

まずご紹介したのは、コンサートのスタートは華やかに、元気に、という狙いのセレクションといえるのではないでしょうか?
続いては、カワハギなでぃさんの、もうひとつのアイディアから。

震災から4年。
頑張って走り続けて来たけれど、精神的にも肉体的にも疲れが出て来てるのではないでしょうか。
クラッシック音楽、特にモーツアルトの曲には、免疫力の強化、精神的な不安の軽減、痛みの緩和に良い働きがあるようです。
今回の「みんなでつくる復興コンサート2015」では、
モーツアルトの曲で、心を癒して、開放して、リラックスして頂けたらと思います。
                                (カワハギなでぃさん)

楽曲のリクエストはアヴェマリアを~グノーでもシューベルトでもカッチーニでもかまいません。
                                (ぶるぶるのママさん)

最近OTTAVAで話題になっている「ジェラルド・フィンジ」。
なかなか「生」で聴くことができないとプレゼンターの方が話していました。
この機会に是非フィンジの曲を「生」で聴きたいと思います。
 ・クラリネット協奏曲OP.31 の第3楽章
 ・5つのバガテル Op.23a の中から何曲か、はどうでしょうか?
                                (にわか笛吹きランナーさん)

「癒されてほしい」「疲れをとってほしい」そんな被災地の方々への思いやりを感じるセレクション、
このコンサートで忘れてはならない視点だと思います。
そして続いては、もうひとつ忘れてはならない思いが込められた楽曲たち

「A Song for Japan~日本に捧ぐ歌」聴きたいです
                                (肉とワインさん)

鎮魂+復興への力強さをかんじさせる楽曲をリクエストします
 たとえば:フィンランディア、
 ソルベイグの歌、アメイジンググレイス、What a beatutiful day などなど
                                (suomi 1さん)

カワイの“歌おう日本プロジェクト”から生まれた合唱曲「前へ」を、オーケストラ伴奏で、ぜひ!
                                (Chorus Loverさん)

権代敦彦 「子守歌~メゾ・ソプラノ、ピアノ、児童合唱とオーケストラのための作品」
片岡良和 抜頭のためのコンポジション
 この2曲をセットで、リクエストします。
もし演奏されるときも、この順番でお願いしたいのです。
それは、おそらくは、権代作品で喚起されるであろう悲嘆・怒り・苦痛を、片岡作品で癒すという意味合いを持っていますから。 権代作品は、あの池田小事件をモティーフにしたものなのですが、ここで表現されている情景は、東日本大震災のそれに酷似しています。
(中略)
 権代作品は、もちろん、ひとつの完結した世界を持ち、聴く者の心を慰藉してくれますが、その慰藉は私には充分だとは思えません。そこで、日本の古来の雅楽をモティーフにした、片岡作品にご登場いただきたいのです。初めて聴いてもどこか懐かしい、それでいて、楽しく、力強くもある片岡作品で、聴き手を元気にして欲しいのです。
「抜頭によるコンポジション」には、それだけの力があると、私は確信しています。
                                (フラーノさん)

 
いかがですか?こうして並べてご紹介させていただくと、このコンサートには、いくつかの「思い」が存在し、その思いを表現しやすいのが、実はコンサート前半のプログラムである、ということが、お分かりいただけたのではないでしょうか?
この「前プロ」はメイン・プログラムとともに、引き続き募集させていただきますので、どうぞご参加ください。
みんなでつくる復興コンサート2015のページにある「リクエスト応募フォーム」に、貴方のご意見をお寄せください。

 “発表!「みんなでつくる復興コンサート2015」のゲスト・アーティストが決まりました!!

お待たせしました!
9月、10月に5回に渡って皆様にアイディアをいただいた「みんなでつくる復興コンサートに来てほしいゲスト/ソリスト」
50組以上の国内外のアーティストの名前をいただいていましたが、本日その中から 仙台フィルの皆さんとも協議の結果、
コンサートのメイン・ゲストが決定しました。

テノールの田代万里生さん、です。

 
改めてご紹介する必要もないかもしれませんが、田代さんのプロフィールです。

<田代万里生(たしろまりお、テノール)>
東京芸術大学音楽学部声楽科テノール専攻卒業。
ピアノ講師である母のもとで3歳からピアノを学び、7歳よりバイオリン、13歳よりトランペットを始め、15歳からテノール歌手の父より本格的に声楽を学ぶ。その間、13歳の時、藤原歌劇団公演オペラ「マクベス」のフリーアンス王子役に抜擢。そして大学在学中の2003年、東京室内歌劇場公演オペラ「欲望という名の電車」日本初演で本格的にオペラ・デビュー、以降、数々の作品に出演している。
また、個人活動と平行しながらソリストグループ「ESCOLTA(エスコルタ)」としても活動。2009年には、ミュージカル『マルグリット』(赤坂ACTシアター、梅田芸術劇場メインホール、日生劇場)のアルマン役でミュージカル・デビューを果たし、その後も数々の作品に出演している。

今、日本で最も輝いているミュージカルシンガー、田代万里生さんが、2015年3月29日、仙台で仙台フィルハーモニーと初共演、文字通りの「夢の共演」だと思いませんか?
アイディアをお寄せいただいたマルグリットさん、ありがとうございます。またミュージカルの名曲の数々を、仙台の皆さんと一緒に楽しみたい、という声は、他にもたくさんいただいていましたね。
 ということで、ミュージカルです!

 緊急募集!田代万里生さんと仙台フィルの共演で聴きたいミュージカルナンバーは何ですか?

ミュージカル、と言っても古今東西いろいろありますよね。
ガーシュウィンやバーンスタインのあの作品から、映画になったあの作品、そしてアンドリュー・ロイド・ウェバーやクロード・ミシェル・シェーンベルクの、現在も世界でロングランを続ける舞台、もちろん日本オリジナルの名作もたくさんあります。
迷いますねぇ。
でもまずは貴方が聴きたいミュージカルの名曲を、教えてくださいますか?

いつものように今回も、いただいた曲は、全部、田代さんにお見せして、ご本人と 仙台フィルに、演奏曲目を選んでいただく運びとなっております。
今すぐ、貴方が田代万里生さんに歌ってほしいミュージカル・ナンバーを教えてください。 可能でしたら今週中(10月26日まで)にエントリーをお願いします。
みんなでつくる復興コンサート2015のページにある「リクエスト応募フォーム」に、貴方のご意見をお寄せください。

それでは木曜日の番組内コーナー(番組では今週、田代さんの決定を発表します。10月23日の午後9時台を予定)
と当ホームページでの企画会議今週もよろしくお願いします。
次回の更新は、10月27日月曜日の予定です。


コンサート開催まで、あと160日!

2014年10月20日

OTTAVA 斎藤 茂

2015年3月も、仙台に集まって仙台フィルにエールを送りましょう!

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