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早いもので、1月もあっという間に終わりです。
今日は丸4時間、フランスの作曲家カミーユ・サン＝サーンス（1835-1921）の音楽を特集します。
モーツァルトの美学を継承しながらも、ストラヴィンスキーの時代まで長生きしたサン＝サーンス。
若き革命児として登場した天才が、最後には時代遅れの老害とののしられ、不当に低い評価を与えられてきた人ですが、最高の作曲家の一人であることは間違いありません。
本の紹介はいつも通り、番組終わり近くでやります。

番組宛のメールは、nh@ottava.jp
まで、お待ちしています。

※以下曲目リスト（演奏者名やCD品番の記載のないものは、OTTAVAライブラリー音源＝ほぼNaxos、記載のあるものはCDから再生）

14:06 サン＝サーンス:７つの即興曲　Ｏｐ．１５０　～第４番
14:09 サン＝サーンス:サラバンドとリゴードン op.93　準メルクル指揮　リール国立管弦楽団　Naxos 8.573745
14:27 サン＝サーンス:弦楽四重奏曲　第１番　ホ短調　Ｏｐ．１１２　～第１楽章
14:39 サン＝サーンス:クラリネット・ソナタ　変ホ長調　Ｏｐ．１６７　～第１楽章
14:49 サン＝サーンス:交響曲第３番ハ短調 op.78「オルガン付き」　～第1楽章　大友直人指揮　東京交響楽団　Exton OVCL-00726　オクタヴィアレコード
15:07 サン＝サーンス:ロマンス　変ホ長調　Ｏｐ．６７　（ホルンとピアノ編）
15:19 サン＝サーンス:幻想曲 op.124　西江辰郎（ヴァイオリン）　津野田圭（ハーープ）　Exton OVCL-00669　オクタヴィアレコード
15:37 サン＝サーンス:チェロ協奏曲　第１番　イ短調　Ｏｐ．３３　～第１楽章 グレゴール・ピアティゴルスキー（チェロ）　フリッツ・ライナー指揮　ＲＣＡヴィクター交響楽団　Naxos historical 8.111069
15:43 サン＝サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」第２幕　～「君が御声に我が心は開く」 エレーヌ・ブヴィエ（デリラ）　ジョゼ・ルッチオーニ（サムソン）　ルイ・フーレスティエ指揮　パリ・オペラ座　Naxos historical 8.110063-64
15:55 サン＝サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」第3幕　～バッカナール　フランソワ＝グザヴィエ・ロト指揮　レ・シエクル　KKC-6761/2　キングインターナショナル
16:02 サン＝サーンス:交響詩「死の舞踏」op.40　フランソワ＝グザヴィエ・ロト指揮　レ・シエクル　KKC-6761/2　キングインターナショナル
16:19 サン＝サーンス:ファゴット・ソナタ op.168　水谷上総（ファゴット）　大堀晴津子（ピアノ）　Cryston OVCC-00114　オクタヴィアレコード
16:33 サン＝サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調op.22　～第1楽章　ロマン・デシャルム（ピアノ）　マルク・スーストロ指揮　マルメ交響楽団　Naxos 8.573476
16:49 サン＝サーンス:ピアノ協奏曲第5番ヘ長調「エジプト風」op.103　～第2楽章　ロマン・デシャルム（ピアノ）　マルク・スーストロ指揮　マルメ交響楽団　Naxos 8.573476
17:02 サン＝サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 op28　ヤン・ティアンワ（ヴァイオリン）　マルク・スーストロ指揮　マルメ交響楽団　Naxos 8.573411
17:13 サン＝サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調op.75　～第2楽章　小林美樹（ヴァイオリン）　田村響（ピアノ）　Exton OVCL-00579　オクタヴィアレコード
17:28 サン＝サーンス:動物の謝肉祭（動物学的大幻想曲）より後半　フランソワ＝グザヴィエ・ロト指揮　レ・シエクル　KKC-6761/2　キングインターナショナル
17:55 サン＝サーンス:クラリネット・ソナタ　変ホ長調　Ｏｐ．１６７　～第４楽章
18:08 サン＝サーンス:舟歌～ヴァイオリン、チェロ、ハーモニウムとピアノのための op.108　クラウディオ・ブリツィ（ハーモニウム）　カルロ・パレーゼ（フォルテピアノ、1847年製エラール）　他　CMCD-99007/8　カメラータ・トウキョウ　※オンデマンド限定

※ご紹介した本
「編集の提案　津野海太郎」宮田文久編　黒鳥社

フランソワ＝グザヴィエ・ロト指揮レ・シエクルによるサン＝サーンス管弦楽作品集（キングインターナショナル新譜）。ジャケットに使用されているのはサン＝サーンスを風刺した当時の絵。後ろに控えているのは死神（死の舞踏）と巨人（サムソンとデリラ）。