カテゴリーPresenter Program
森雄一です。新年度が始まって二週間。大型連休まで二週間。
狭間の今週はどんなことがありますか。身動きとりづらいことは
多いですが、その中で見つける秘かな幸せ。その一つがこの番組
だったら嬉しいです。本物の星空が何より一番。でも、春霞と
言うように、この時期はクリアな星空が拝めない夜も多いです。
その点、プラネタリウムなら全天候型。私が基本(!?)、週に一度
新作を公開しているラジオ・プラネタリウムなら、思い立ったら
即、そこがプラネタリウム施設に早変わり。
前回に続いて、「月を愛でるPart2」としてお楽しみください。
月の特徴や月面の様子、昔の日本人が嗜んだ和歌などについても
取り上げます。情報がほぼゼロだった昔、月に対する人の想いは
どのようなものだったのか、その手掛かりになるのが「言葉」。
小説になり、俳句になり、和歌になり、我ら後世の人はそこから
様々な想いを巡らせます。目を閉じて、魅惑の音楽に身をゆだね
月に想いを馳せてください。では、今回のソングリストです。
M1. シューマン/子供の情景~第7曲トロイメライ
M2. ジュリオ・セザー・オリバ/ユカタンの印象~パセオ・モンテオ
M3. ショパン/ロッシーニの「シンデレラ」の主題による変奏曲
M4. バッハ/ヴァイオリン協奏曲第2番~第2楽章
M5. ヨハン・パッヘルベル/前奏曲ニ短調
M6. ピアソラ(ブレイナー編)/オブリビオン(忘却)
M7. ドビュッシー/ベルガマスク組曲(C.モリスによるトランペットとピアノ編)~月の光
M8. グリーグ/ペール・ギュント組曲 第1番~第1曲「朝」
M9. ヘンリー・エクルズ/Sonata in G Minor (arr. S. Ljungman)