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本日は2時間に枠拡大でお送りします。Part1はハープ奏者 吉野直子さんをお迎えして~1月25日(月)「RadioBravo」#8 (18:00スタート)

こんばんは 斎藤茂です。

毎週月曜日の午後6時~7時の1時間プログラムとしてお届けしています「Radio Bravo」ですが
今夜は枠拡大!2時間でお送りし、二組のゲストが登場します。
OTTAVAセレクトショップでCDの発売も行いますので、どうぞよろしくお願いします。

午後6時からのPart1では、日本が世界に誇るハープ奏者
吉野直子さんをゲストにお迎えします。

1985年、17歳の若さでイスラエル国際ハープコンクールに優勝されて以来
ソリスト、室内楽、オーケストラの一員として、多彩な活躍を続けておられる吉野直子さん
2016年には自らのレーベル「Grazioso」を設立し、1年に一枚のペースで
ハープ独奏によるアルバムをリリースされていますが、
今夜は間もなく発売される「ハープ・リサイタル6」をお聴きいただきます。

なお今夜ご紹介させていただくアルバムは、ぶらあぼとOTTAVAがスタートした「OTTAVA+Bravo Music Store」の
1月の一枚です。
OTTAVAセレクトショップで今、このアルバムをお買い上げいただきますと、
吉野直子さんが直筆サインをしてくださいます。

詳細、ご購入ははこちらから
https://ottava.official.ec/

今夜ご紹介する楽曲

 トゥルニエ:ハープのためのソナチネOp.30~Ⅰ 快活に

 カゼッラ:ハープのためのソナタOp.68~Ⅰ アレグロ・ヴィヴァーチェ

 カプレ:2つのディヴェルティスマン(喜遊曲)~Ⅱ.スペイン風(膨らみある輪郭をもって、まるで羅紗風に)

 フォーレ:即興曲Op.86

吉野直子さんプロフィール

 ロンドンに生まれ、6歳よりロサンゼルスにて、スーザン・マクドナルド女史のもとでハープを学び始めた。1981年に第1回ローマ国際ハープ・コンクール第2位入賞。1985年には第9回イスラエル国際ハープ・コンクールに参加者中最年少の17歳で優勝した。

これまでに、ベルリン・フィル、イスラエル・フィル、チューリヒ・トーンハレ管、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フィルハーモニア管、フィラデルフィア管、ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスなどのオーケストラや、アーノンクール、メータ、ブーレーズ、ブロムシュテット、メニューイン、フリューベック・デ・ブルゴス、小澤征爾など、国内外の著名オーケストラや指揮者と共演を重ねている。リサイタルもニューヨーク、ウィーン、ロンドン、東京など世界の主要都市で数多く行っている。また、ザルツブルク、ルツェルン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、マールボロ、セイジ・オザワ松本フェスティバルなど、世界の主要音楽祭にも度々招かれ、常に好評を博している。室内楽の交流も幅広く、ヴァイオリンのクレーメル、ヴィオラのV. ハーゲン、今井信子、チェロのC. ハーゲン、フルートのニコレ、ランパル、シュルツ、パユ、ホルンのバボラークなどと共演を重ねてきた。また、ハープの新作にも意欲的に取り組み、武満徹「そして、それが風であることを知った」、細川俊夫「ハープ協奏曲」、高橋悠冶「Insomnia」、マヤーニ「ソナタ第2番」など初演した作品は数多い。

レコーディング活動も活発で、これまでにテルデック、フィリップス、ソニー・クラシカル、ヴァージン・クラシックスなどからCDを発表している。2015年には、フランスのアパルテ (Aparté) からオーヴェルニュ室内管と共演した「ハープ協奏曲集」を発表した。また、自主レーベルのグラツィオーソ (grazioso) を創設して、5年計画の録音プロジェクトを開始。「ハープ・リサイタル」シリーズはいずれも非常に高い評価を受けている。

1985年アリオン賞、1987年村松賞、1988年芸術祭賞、1989年モービル音楽賞奨励賞、1991年文化庁芸術選奨文部大臣新人賞、エイボン女性芸術賞をそれぞれ受賞している。国際基督教大学卒業。