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新番組『ザ・コンテンポラリー』vol.9 配信は9月5日(金) テーマは<AI の時代に寄せて〜キューブリック作品の音楽>!

カテゴリーザ・コンテンポラリー, 番組情報

新番組「松尾祐孝 ザ・コンテンポラリー」のプレゼンター、松尾祐孝(マツオ マサタカ)です。
毎週金曜日の18:00〜19:00にお耳にかかります。どうぞよろしくお願いします。 

ここ二、三年の生成AIの発展と普及の勢いには凄まじいものがあります。人類の発展の過程での現代の潮流としては避けて通れないAI(人工知能)ですが、生成AIを手軽に扱える時代の到来は、音楽のみならず著作権や肖像権が絡む芸術作品や商業コンテンツの制作に関わっている芸術家・作曲家・クリエイターにとっては、のっぴきならない脅威となってきている面が大きいことも否めません。

実は私は、洗足学園音楽大学に拠点事務局を置く日本AI音楽学会の会長を務めています。番組の中では、その学会の説明や10月に開催予定の《第8回日本AI音楽学会フォーラム》についても少し紹介する予定です。そして、番組の本題としては、スタンリー・キューブリック監督の映画「2001年宇宙の旅」に登場するコンピューター(人工知能=AIと言って良いでしょう)HAL(ハル)を話題の起点として、クラシック音楽を中心とした名曲を巧みに選曲して極めて美しい映像にマッチさせる手腕に天才的な感覚を発揮してきたキューブリック監督の映画作品の中で使われているクラシック音楽作品を探訪していきます。どうぞご期待ください!

では、9月5日(金)18時からOTTAVAでお会いしましょう。