ピアニスト 齋藤正樹さんがお届けする「音の地図」
深まる秋の夜にお送りするのは「ノクターン(夜想曲)」
創始者(?)フィールドからショパン、フォーレ、ドビュッシー、プーランク。
いつものように往年のヴィルトォーゾによる歴史的名演奏も織り交ぜてお届けします。
秋の夜長を
ノクターンの名曲、名演とともにお過ごしください。
お聴きいただく楽曲
1、ショパン:ノクターン第16番 変ホ長調Op.55-2
演奏:イグナーツ・フリードマン
2, ショパン:ノクターン第19番 ホ短調 Op.72-1
演奏:ベンノ・モイセイヴィチ
3,フィールド:ノクターン第12番ト長調 H.58D
4,ショパン:ノクターン第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
演奏:ヨーゼフ・ホフマン
5,リスト:愛の夢第3番
ティート・スキーパ(テノール)
6,フォーレ:ノクターン第4番変ホ長調Op.36
7,フォーレ:劇付随音楽「シャイロック」 Op.57よりノクターン
8,ドビュッシー:3つのノクターン(ノクチュルヌ)より第2曲「祝祭」
9、プーランク:ノクターン第8番ト長調
演奏:齋藤正樹
【プレゼンター・プロフィール】
齋藤正樹 ピアニスト
ピアノは3歳よりはじめる。少年期をアメリカで過ごし、
現地でNYスタインウェイの音色に魅せられる。
ピアノ曲に限らず、ロマン派後期と言われる時代の作曲家に特別な思い入れが
あり、ラフマニノフ、スクリャービン、アルベニス、モンポウなどの作品を
主なレパートリーとする。他にも特にロシアの作曲家の知られざる名曲を発掘し演奏することをライフワークとしている。
近年ではラフマニノフ、R.シュトラウス、マーラーなどの歌曲や管弦楽曲を
ピアノ独奏用に編曲することに力を注いでいる。
2016年7月に齋藤自身がピアノ編曲を行ったラフマニノフ作品を中心とした、1887年製のNYスタインウェイで録音したデビューアルバム「齋藤正樹ピアノの世界「夢」」をリリース。
音楽以外では人間GPSとあだ名をつけられるほどの地図好き。
趣味は日本庭園巡り、洋館巡りなど