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8月15日(木)18:00 村松としゆき ラ・ヴォーチェ #25: バッハ カンタータ全曲演奏プロジェクトをスタートした”プロムジカ使節団”

カテゴリー村松としゆき ラ・ヴォ―チェ, 番組情報

注目のカウンターテナー、村松としゆきさんが 毎月一度お届けするプログラム「La Voce」                                                        

村松さんの藝大の同期で、共演の機会も多いチェンバロ奏者、圓谷俊貴さんが主宰する
古楽オーケストラ「プロムジカ使節団(Promusica Baroque Academy)」。
彼らはこの夏から、20年に渡るJ.S.バッハ カンタータ作品全曲演奏プロジェクトをスタートしました。
                                                                

8月1日に行われた第1回のコンサートに参加した村松さんが
この壮大なプロジェクトについてご紹介します。                                             
                                                             


     

《楽曲》

1、J.S.バッハ:カンタータ第4番「キリストは死の縄目につながれたり」BWV.4より               
         第1曲 シンフォニア                                              
         第2曲 コラール                                                                    

                                                                                             
                                                                   
2,バッハ=グノー:アヴェ・マリア                                          
         村松稔之(カウンターテナー)                                      
         冨田一樹(オルガン)

                                 
           

村松としゆき(カウンターテナー)

京都市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科、同大学院修士課程独唱科を首席で
修了。その後イタリアに渡り、ノヴァーラ・G.カンテッリ音楽院古楽声楽科で
研鑽を積む。
 第20回ABC新人オーディション最優秀音楽賞、第16回松方音楽賞奨励賞、
第12回千葉市芸術文化新人賞、第24回青山音楽賞新人賞、第13回東京音楽
コンクール第3位等受賞。
2017年度野村財団奨学生、2019年度京都市芸術文化特別奨励生。
 これまでに藤花優子、伊原直子、寺谷千枝子、R. バルコーニの各氏に師事。
NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」やABC放送(共演:大阪フィル)などの
TV、ラジオへの出演のほか、国内主要オーケストラとの共演、
日本ヘンデル協会
「フラーヴィオ」タイトルロール、A.ライマンの歌曲「カウンターテナーと
ピアノのための5つの歌曲」(日本初演)、バッハ「カンタータ」、
「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」
などのソリストを務める傍ら、2017年三枝成彰「狂おしき真夏の一日」
ユウキ役で好評を博し、現代歌曲を加えたプログラムで出演した
ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018、2020年の井上道義×野田秀樹
「フィガロの結婚」ケルビーノ役など、従来のカウンターテナーの
領域である古楽の枠だけにとらわれない幅広いジャンルでのレパートリーを                            
持ち、活躍の場を広げている。