3か月に一度、ピアニスト 齋藤正樹さんがお届けする「音の地図」
「夏になると、スペインのピアノ曲を弾いたり、聴いたりしたくなる」という齋藤さんが
スペインの作曲家による佳曲をご紹介!
それぞれの作曲家たちの作風の特徴、違いなども語ってくれました。
灼熱の夜、部屋はしっかりと冷やしていただいて
「太陽の国」スペインのピアノ曲でお過ごしください。
お聴きいただく楽曲
1、グラナドス:ゴイエスカス第一部より「嘆き、またはマハと夜泣き鶯」
2,ファリャ:4つのスペイン小品より「モンタニェーサ」
3,トゥリーナ:サンルーカル・デ・バラメダ Op.24より「城の塔で」
4,モンポウ:橋(チェロとピアノ版)
5,アルベニス:組曲「イベリア」第1巻より「エヴォカシオン」
演奏:齋藤正樹
6,ドビュッシー:ベルガマスク組曲~「月の光」
演奏:齋藤正樹
【プロフィール】
齋藤正樹 ピアニスト
ピアノは3歳よりはじめる。少年期をアメリカで過ごし、
現地でNYスタインウェイの音色に魅せられる。
ピアノ曲に限らず、ロマン派後期と言われる時代の作曲家に特別な思い入れが
あり、ラフマニノフ、スクリャービン、アルベニス、モンポウなどの作品を
主なレパートリーとする。他にも特にロシアの作曲家の知られざる名曲を発掘し演奏することをライフワークとしている。
近年ではラフマニノフ、R.シュトラウス、マーラーなどの歌曲や管弦楽曲を
ピアノ独奏用に編曲することに力を注いでいる。
2016年7月に齋藤自身がピアノ編曲を行ったラフマニノフ作品を中心とした、1887年製のNYスタインウェイで録音したデビューアルバム「齋藤正樹ピアノの世界「夢」」をリリース。
音楽以外では人間GPSとあだ名をつけられるほどの地図好き。
趣味は日本庭園巡り、洋館巡りなど