カテゴリー村松としゆき ラ・ヴォ―チェ, 番組情報
注目のカウンターテナー、村松としゆきさんが 毎月一度お届けするプログラム「La Voce」
4か月半のヨーロッパ滞在、最後の朝(午前3時)
少しコソコソ声で今回の滞在を振り返りました。
レッスンを受けながら、「自分の声」に向き合い、
発声のメカニズムを研究し続けたウィーンでの日々の成果!
「歌うこと」に対する感覚の変化を感じている…
パッキングを終え、空港へ向かう前に収録!
ウィーンからお届けします。
お楽しみに。
《楽曲》
1、ヘンリー・ローリー・ビショップ作曲/ジョン・ハワード・ペイン作詞
里見義訳詞: 埴生の宿
村松稔之(カウンターテナー)
圓谷俊貴(ピアノ)
2,アリシア・アン・スポッティスウッド作曲(スコットランド民謡)/ウィリアム・ダグラス作詞
藤浦光訳詞: アニーローリー
村松稔之(カウンターテナー)
圓谷俊貴(ピアノ)
村松としゆき(カウンターテナー)
京都市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科、同大学院修士課程独唱科を首席で
修了。その後イタリアに渡り、ノヴァーラ・G.カンテッリ音楽院古楽声楽科で
研鑽を積む。
第20回ABC新人オーディション最優秀音楽賞、第16回松方音楽賞奨励賞、
第12回千葉市芸術文化新人賞、第24回青山音楽賞新人賞、第13回東京音楽
コンクール第3位等受賞。
2017年度野村財団奨学生、2019年度京都市芸術文化特別奨励生。
これまでに藤花優子、伊原直子、寺谷千枝子、R. バルコーニの各氏に師事。
NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」やABC放送(共演:大阪フィル)などの
TV、ラジオへの出演のほか、国内主要オーケストラとの共演、
日本ヘンデル協会
「フラーヴィオ」タイトルロール、A.ライマンの歌曲「カウンターテナーと
ピアノのための5つの歌曲」(日本初演)、バッハ「カンタータ」、
「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」
などのソリストを務める傍ら、2017年三枝成彰「狂おしき真夏の一日」
ユウキ役で好評を博し、現代歌曲を加えたプログラムで出演した
ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018、2020年の井上道義×野田秀樹
「フィガロの結婚」ケルビーノ役など、従来のカウンターテナーの
領域である古楽の枠だけにとらわれない幅広いジャンルでのレパートリーを
持ち、活躍の場を広げている。