お知らせNews

9月21日(木)18:00 村松としゆき ラ・ヴォーチェ #14: 草津国際音楽祭のライブ録音!巨匠ヒンターフーバとの共演でドヴォルザーク傷心の歌曲集『糸杉』

カテゴリー村松としゆき ラ・ヴォ―チェ, 番組情報

注目のカウンターテナー、村松としゆきさんが 毎月一度お届けするプログラム「La Voce」

「プラハとウィーン 二つの楽都ーブラームスとドヴォルジャーク」をテーマに
8月に行われた「第43回草津国際音楽アカデミー&フェスティヴァル」に参加した村松さん。
     

今回彼が歌ったのは若き日のドヴォルザーク傷心の歌曲集『糸杉』。
そしてウィーンを代表するピアニストのひとりで
現在ウィーン国立音楽大学教授およびピアノ学部の学部長を務める巨匠
クリストファー・ヒンターフーバーとの共演が実現しました。


                  

ドヴォルザークの失恋の痛みが込められた歌曲集「糸杉」について
歌詞もご紹介しながら、
実況録音8曲をお聴きいただきます。
      

お楽しみください。
     


          


            

《楽曲》

ドヴォルザーク:歌曲集『糸杉』B.11より
  第1曲:愛の想いに苦しむものに
  第2曲:あなたの甘美な瞳のなかで
  第4曲:逆境に苦しめられても
  第6曲:甘美な希望のなかであなたを愛する
  第8曲:あれほど愛の幸せを願ったのに
  第9曲:悲しげなあなたに
  第14曲:森の小川のほとりで
  第18曲:なぜわたしの歌は

  歌唱 村松稔之 (カウンターテナー)
  ピアノ クリストファー・ヒンターフーバー
        2024年8月24日 草津音楽の森国際コンサートホールでのライブ収録

             

            

村松としゆき(カウンターテナー)

京都市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科、同大学院修士課程独唱科を首席で
修了。その後イタリアに渡り、ノヴァーラ・G.カンテッリ音楽院古楽声楽科で
研鑽を積む。
 第20回ABC新人オーディション最優秀音楽賞、第16回松方音楽賞奨励賞、
第12回千葉市芸術文化新人賞、第24回青山音楽賞新人賞、第13回東京音楽
コンクール第3位等受賞。
2017年度野村財団奨学生、2019年度京都市芸術文化特別奨励生。
 これまでに藤花優子、伊原直子、寺谷千枝子、R. バルコーニの各氏に師事。
NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」やABC放送(共演:大阪フィル)などの
TV、ラジオへの出演のほか、国内主要オーケストラとの共演、
日本ヘンデル協会
「フラーヴィオ」タイトルロール、A.ライマンの歌曲「カウンターテナーと
ピアノのための5つの歌曲」(日本初演)、バッハ「カンタータ」、
「ヨハネ受難曲」、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」
などのソリストを務める傍ら、2017年三枝成彰「狂おしき真夏の一日」
ユウキ役で好評を博し、現代歌曲を加えたプログラムで出演した
ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2018、2020年の井上道義×野田秀樹
「フィガロの結婚」ケルビーノ役など、従来のカウンターテナーの
領域である古楽の枠だけにとらわれない幅広いジャンルでのレパートリーを
持ち、活躍の場を広げている。