カテゴリー伊藤悠貴 The Romantic, 番組情報
チェリスト伊藤悠貴が、金曜日の午後6時
レギュラー・プレゼンターとして
リスナーの皆さんと一緒に、音楽、芸術を語りあうこの番組
今夜は番組準レギュラー、ピアニストの齋藤正樹さんが
「音の地図」と題して、ナビゲートしてくれます。
今夜は 19世紀から20世紀にかけて活躍した「伝説のヴィルトゥオーゾ」
ヨーゼフ・ホフマンの歴史的名演の数々を聴きながら
ロマン主義に裏打ちされたピアニズムの魅力についてお話しします。
楽曲
1.リスト:2つの演奏会用練習曲 S145/R6 – 第1番 森のざわめき
2.リスト:シューベルトの12の歌 S558/R243 – 第4曲 魔王
3.ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 Op. 66
4,ラフマニノフ:幻想的小品集 Op. 3 – 第2曲 前奏曲 嬰ハ短調 「鐘」
5,リスト:ショパン – 6つのポーランドの歌 S480/R145 – 第5曲 私のいとしい人
6,モシュコフスキー:スペイン狂詩曲 Op. 37
演奏はいずれも ヨーゼフ・ホフマン
(1916-1923のヒストリカル・レコーディング)
【プロフィール】
齋藤正樹(さいとうまさき) ピアニスト
ピアノは3歳よりはじめる。少年期をアメリカで過ごし、
現地でNYスタインウェイの音色に魅せられる。
ピアノ曲に限らず、ロマン派後期と言われる時代の作曲家に特別な思い入れが
あり、ラフマニノフ、スクリャービン、アルベニス、モンポウなどの作品を
主なレパートリーとする。他にも特にロシアの作曲家の知られざる名曲を発掘し演奏することをライフワークとしている。
近年ではラフマニノフ、R.シュトラウス、マーラーなどの歌曲や管弦楽曲を
ピアノ独奏用に編曲することに力を注いでいる。
2016年7月に齋藤自身がピアノ編曲を行ったラフマニノフ作品を中心とした、1887年製のNYスタインウェイで録音したデビューアルバム「齋藤正樹ピアノの世界「夢」」をリリース。
音楽以外では人間GPSとあだ名をつけられるほどの地図好き。
趣味は日本庭園巡り、洋館巡りなど