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10月27日(木)18:00 福川伸陽 バックステージへようこそ#7~ピアニスト 川口成彦さんをお迎えして

日本が世界に誇るホルン奏者 福川伸陽がプレゼンターを担当する
「バックステージにようこそ」。
普段なかなか聴くことのできない
音楽家達のバックステージ・トークをお楽しみください。

今回は、国内外で幅広く活躍されているピアニスト
川口成彦さんをゲストにお迎えしました。
お二人が共演された秋吉台国際芸術村で収録。

「フォルテピアノとの出会い」

「そもそもフォルテピアノとはどんな楽器のこと?」

「川口さんがおすすめのフォルテピアノ奏者」

「フォトグラファーとしての目標」

      

などなど盛り上がった48分のバックステージトークをお楽しみください。
         

                      

《楽曲》

1,クシジャノフスキー:無言歌 Op.28-1
        川口成彦(1860年製ヴェルツクのフォルテピアノによる演奏)

      

2,モーツァルト:ソナタ ハ長調 K.545~第2楽章
           マキシム・エメラニチェフ(フォルテピアノ)


        

3,ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57
        川口成彦(1860年製ヴェルツクのフォルテピアノによる演奏)

  

《ゲスト・プロフィール》

川口成彦(Naruhiko Kawaguchi)

1989年に岩手県盛岡市で生まれ、横浜で育つ。現代のピアノのみならず、
フォルテピアノやチェンバロ、クラヴィコードといった歴史的な鍵盤楽器を
用いても演奏活動を展開している。
第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール・フォルテピアノ部門最高位、第1回ローマ・フォルテピアノ国際コンクール〈M. クレメンティ賞〉優勝はじめ数多く受賞。
フィレンツェ五月音楽祭、モンテヴェルディ音楽祭(クレモナ)、「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)等、欧州の音楽祭にも出演を重ねる。アムステルダム国立美術館の特別展示ではスクエアピアノによる録音が使用される。協奏曲では18世紀オーケストラなどと共演。2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式によるピアノ協奏曲のリサイタルをオランダにて開催する。2016年にはアメリカにてニコラス・ダニエル(オーボエ)、サクストン・ローズ(バソン)と共にプーランクの『オーボエ、バソンとピアノのための三重奏曲』の最終稿の世界初演を行う。東京藝術大学/アムステルダム音楽院の古楽科修士課程修了。2016年度明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。第46回日本ショパン協会賞受賞。第31回日本製鉄音楽賞 フレッシュアーティスト賞受賞。
2018年に自主レーベルMUSISを立ち上げ、バルトークの『2台のピアノと打楽器のためのソナタ』が記念すべき第一弾としてアナログレコードでリリースされる。またスペイン音楽をこよなく愛し、2019年にはCD『ゴヤの生きたスペインより vol.1』を発表(レコード芸術・朝日新聞特選盤)。そのほかドゥシークの作品集(BRILLIANT CLASSICS)、シューベルトの作品集(Fuga Libera・レコ芸特選盤)、『ショパン 夜想曲&小品集』(ACOUSTIC REVIVE・レコ芸特選盤) など。

ポーランド ヴロツワフで1860年製ヴェルツクを演奏する川口さん