去る9月7日、ウィーン国立歌劇場の公演が再開しました。演目はプッチーニの「蝶々夫人」、コロナ禍の中で、入場者数の制限や舞台上のエキストラを減らすなどの工夫を凝らしたものでしたが、まずは厳しい状況の中で、多くの関係者の努力によって、世界最大級の歌劇場の公演が再開されたことを喜びたいと思います。
OTTAVA.TVでは、昨年5月からウィーン国立歌劇場のライブストリーミングを続けてまいりましたが、本年3月11日の歌劇場閉鎖以来、新たな映像の配信を皆さまにお届けすることができない状況が続いておりました。
今回の劇場公演再開により、ライブストリーミングの道も開きつつあります。
実際、現地時間9月12日には「エレクトラ」の公演がライブストリーミングされる予定ですが、OTTAVA.TVはじめ、各国の提携プラットフォームでは配信できる段階にありません。
ウィーン国立歌劇場とはコロナ禍の状況を考慮しつつ協議を重ねておりますが、現時点で確定的な情報をお届けすることができません。近日中のできるだけ早い段階で、今後の方針を皆さまにお伝えできることと思います。
今しばらくお時間をいただければ幸いです。
今後とも、OTTAVA.TVをよろしくお願い申し上げます。
2020年9月11日
OTTAVA株式会社 代表取締役社長 斎藤 茂