PMFさっぽろのおと 第8回:PMF2020 概要発表~この夏も札幌が面白い!

パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌(PMF)2020の開催中止について

PMF2020は、令和2年7月10日(金)から8月3日(月)までの会期で開催すべく準備を進めてまいりましたが、このたびの新型コロナウイルス感染症は、世界各地で感染が拡大しており、いまだ終息の見通しが立たない状況に鑑み、やむを得ず開催を中止することといたしました。

PMFの中心となるPMFアカデミーは、オーディション合格者72名のうち、海外在住者は8割を占めております。また、指揮者や教授陣等のアーティストにつきましても、欧米の方々を中心に構成しております。 これまで、新型コロナウイルス感染症に関する情報を注視しておりました。しかしながら、現在の世界的な感染拡大を受け、諸外国から日本への入国制限措置が強化されているなど、開催予定時期における感染の動向が見通せない状況では、世界各国からアカデミーやアーティストが集まれない可能性があることから、苦渋の決断をいたしました。

PMF2020に向けて、オーディションに合格し参加を予定していたPMFアカデミーの皆様、そして何より演奏会を楽しみにしていた多くのファンの皆様の期待に沿いかねる結果となり誠に残念ではございますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。 また、ご支援をいただいております企業・団体の皆様、寄付者の皆様、フレンズ会員の皆様、開催に向けて準備を進めていただいておりました関係者の皆様に対し、深くお詫び申し上げます。PMF2020の開催中止に伴うフレンズ会費やPMFオフィシャル・サポートへの寄付金等の取り扱いにつきましては、あらためてそれぞれの方にご連絡させていただきます。

私たちは困難なときにこそ音楽の力が必要だと信じています。 ぜひとも来年の夏は、PMFでまたお会いしましょう。 引き続きご支援、ご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

公益財団法人パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会

プログラム内容

PMFさっぽろのおと第8回:PMF2020 概要発表~この夏も札幌が面白い!

この番組は、世界の新進演奏家が札幌に集い、奏でる、夏のクラシック音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌、 すなわちPMFを、さまざまにご紹介していくものです。
第8回のテーマは、「PMF2020 概要発表~この夏も札幌が面白い!」。

1990年にレナード・バーンスタインによって創設されて以来、札幌の夏の風物詩として定着したPMF。今年2020年の夏は、31回目の開催となります。

今回は、今年のPMFのプログラム概要と、主な聴きどころについてご紹介しています。
マレク・ヤノフスキが首席指揮者としてPMFに初登場し、ブラームスの交響曲第2番をメインとしたプログラムを演奏すること。PMF客演指揮者に、アレクサンドル・ヴェデルニコフが7年ぶりに参加し、ラフマニノフの交響曲第2番を中心に取り上げること。昨年チャイコフスキー国際コンクールのピアノ部門で第2位を受賞した藤田真央が、登場して、ゲルギエフ指揮PMFオーケストラとベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番で共演すること。 そして、ワレリー・ゲルギエフのPMF芸術監督としての6年間の最後の年となること。

話題たっぷりのPMF2020、今年はぜひ札幌の爽やかな夏で、クラシック音楽を楽しんでみてはいかがでしょうか?

出演者

・林田直樹(OTTAVAプレゼンター)

楽曲

00:09 バーンスタイン:「キャンディード」序曲
03:29 ブラームス:交響曲第2番ニ長調 ~第1楽章
10:59 ラフマニノフ:交響曲第2番ホ短調 ~第3楽章
16:07 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 ~第1楽章
23:38 ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調 ~第4楽章

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PMF

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