プログラム内容
PMFさっぽろのおと第5回:PMF2019 ここに注目!
この番組は、世界の新進演奏家が札幌に集い、奏でる、夏のクラシック音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバル、 すなわちPMFを、さまざまにご紹介していくものです。
第5回のテーマは「PMF2019 ここに注目!」。
1990年にレナード・バーンスタインによって創設されて以来、札幌の夏の風物詩として定着したPMFは、今年2019年でいよいよ30回目を迎えます。
オーディションもすでに終わり、26か国・地域から集まった若手音楽家たち96名が、ひと夏限りの「PMFオーケストラ」を結成します。世界の一流オーケストラ奏者たちの指導のもと、今年もきっと熱い演奏を繰り広げてくれることでしょう。
今年は30回記念にふさわしく、たくさんの話題があります。
チャイコフスキー国際コンクールに新しく創設された木管部門の優勝者が、6月の決定後すぐにPMFにソリストとしてやってくること。
第3代芸術監督として、草創期のPMFを支えたクリストフ・エッシェンバッハが、マーラーの交響曲第8番を指揮すること。
バーンスタインの愛弟子マリン・オルソップが、29年ぶりにPMFに首席指揮者として帰ってくること。
昨年秋に札幌に新しくオープンした札幌文化芸術劇場hitaruでもコンサートがおこなわれること。
芸術監督ワレリー・ゲルギエフが、ショスタコーヴィチの交響曲第4番を指揮し、札幌コンサートホールKitara、サントリーホール、そしてミューザ川崎シンフォニーホールで演奏すること。
今回は、OTTAVAリスナーへのゲルギエフからのメッセージも番組中、お聴きいただけます。
出演者
・林田直樹(OTTAVAプレゼンター)
・ワレリー・ゲルギエフ(PMF芸術監督)
楽曲
00:10 | バーンスタイン:「キャンディード」序曲  |
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02:26 | モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K.314 ~第3楽章より  |
03:32 | モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」序曲より  |
05:04 | マーラー:交響曲第8番 ~第1部「主なる父に栄光あれ」より  |
6:41 | R.シュトラウス:「ばらの騎士」組曲より  |
8:44 | ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調op.88 ~第3楽章より  |
10:04 | ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 ~第1楽章より  |
17:55 | マーラー:交響曲第7番ホ短調 ~第5楽章※  |
※ワレリー・ゲルギエフ指揮 PMFオーケストラ
PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)2019
会期:2019年7月6日(土) ~ 8月2日(金) 28日間
会場:札幌コンサートホールKitara、札幌芸術の森、札幌文化芸術劇場hitaru、サントリーホール(東京)、ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川) ほか
公演数:約40公演(予定)
主催:公益財団法人パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会、札幌市
◆巨大編成のマーラー第8番!PMFで初演奏!
世界各地で活躍するPMF修了生15名と、PMFオーケストラ、そして教授陣で編成される約120人の合同特別オーケストラに、このために結成されるPMFプレミアム合唱団で演奏するマーラー交響曲第8番「千人の交響曲」。
1991年、そして93年から98年の7年間、第3代PMF芸術監督として創設期のPMFを支えたあのクリストフ・エッシェンバッハが、記念の年に帰ってきます。
◆芸術監督ゲルギエフは、札幌・東京・川崎での ショスタコーヴィチ第 4 番!
こちらもPMFでの初演奏となるショスタコーヴィチの交響曲第 4 番を、芸術監督ゲルギエフがPMF2019 の集大成として選曲。
札幌コンサートホール Kitara での道内最終公演を行った後、東京、そして川崎でのラストコンサートを飾ります。
◆首席指揮者にはバーンスタインの愛弟子 マリン・オルソップ!
1990 年 PMF 第1回にバーンスタインとともに参加して以来 29 年ぶり。アメリカ、ブラジル、ヨーロッパで活躍中の女性指揮者の草分けマリン・オルソップが登場。PMF 創設者バーンスタインの情熱を受け継ぎ、ピクニックコンサート、PMF GALA コンサート、苫小牧公演でタクト
を振ります。
◆札幌文化芸術劇場 hitaru スペシャル・コンサート!
2018 年 10 月 7 日にオープンした札幌の新しい文化発信地hitaru で PMF 初のコンサートを開催します。PMF2019 会期最後の 2019 年 7 月 28 日(日)は、アンサンブルやオーケストラなど様々な組み合わせのプログラムで PMF の魅力をたっぷりとお楽しみください。
公式サイト