PMFさっぽろのおと 第3回:PMFオーケストラの魅力とは何か?

プログラム内容

PMFさっぽろのおと 第4回:作曲家バーンスタイン再発見

この番組は、世界の新進演奏家が札幌に集い、奏でる、夏のクラシック音楽祭、パシフィック・ミュージック・フェスティバル、 すなわちPMFを、さまざまにご紹介していくものです。

第4回のテーマは「作曲家バーンスタイン再発見」。

1990年にレナード・バーンスタインによって創設されて以来、札幌の夏の風物詩として定着したPMFは、29年目となる今年2018年も華やかに幕を閉じました。

22か国・地域から集まった若手音楽家たちによる、ひと夏限りの「PMFオーケストラ」が、世界の一流オーケストラ奏者たちの指導のもと、およそ1か月間にわたり、熱気あふれる数々の名演奏を繰り広げました。

今年の最大の特徴のひとつは、バーンスタインの作曲家としての仕事が大きくクローズアップされたことです。
今回は、そのメインでもあった、7月21日、22日に札幌コンサートホールKitaraで行われたオール・バーンスタイン・プログラムのライヴ録音からご紹介します。

創設者バーンスタインの精神を継承するPMFならではのバーンスタイン作品の熱いライヴ演奏を、解説とともにお楽しみください。

出演者

・林田直樹(OTTAVAプレゼンター)

楽曲

00:10 バーンスタイン / 「キャンディード」序曲
 
 
〜以下は2018年7月21、22日の札幌コンサートホールKitaraでのライヴ録音〜
 
02:25 バーンスタイン:バレエ音楽「ファンシー・フリー」より
 
16:05 バーンスタイン:交響曲第2番「不安の時代」~第2部より※
 

エドウィン・アウトウォーター指揮
PMFオーケストラ
アンドリュー・タイソン(ピアノ)※

第30回記念!来年のPMF2019開催概要

PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)2019
会期:2019年7月6日(土) ~ 8月2日(金) 28日間 
会場:札幌コンサートホールKitara、札幌芸術の森、札幌文化芸術劇場hitaru、サントリーホール(東京)、ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川) ほか
公演数:約40公演(予定)
主催:公益財団法人パシフィック・ミュージック・フェスティバル組織委員会、札幌市

【PMF2019の注目トピックス】

◆巨大編成のマーラー第8番!PMFで初演奏!
世界各地で活躍するPMF修了生約15名と、PMFオーケストラ、そして教授陣で編成される約120人の合同特別オーケストラに、このために結成されるPMFプレミアム合唱団で演奏するマーラー交響曲第8番「千人の交響曲」。
1991年、そして93年から98年の7年間、第3代PMF芸術監督として創設期のPMFを支えたあのクリストフ・エッシェンバッハが、記念の年に帰ってきます。


◆芸術監督ゲルギエフは、札幌・東京・川崎での ショスタコーヴィチ第 4 番!
こちらもPMFでの初演奏となるショスタコーヴィチの交響曲第 4 番を、芸術監督ゲルギエフがPMF2019 の集大成として選曲。
札幌コンサートホール Kitara での道内最終公演を行った後、東京、そして川崎でのラストコンサートを飾ります。


◆首席指揮者にはバーンスタインの愛弟子 マリン・オルソップ!
1990 年 PMF 第1回にバーンスタインとともに参加して以来 29 年ぶり。アメリカ、ブラジル、ヨーロッパで活躍中の女性指揮者の草分けマリン・オルソップが登場。PMF 創設者バーンスタインの情熱を受け継ぎ、ピクニックコンサート、PMF GALA コンサート、苫小牧公演でタクト を振ります。


◆札幌文化芸術劇場 hitaru スペシャル・コンサート!
2018 年 10 月 7 日にオープンした札幌の新しい文化発信地hitaru で PMF 初のコンサートを開催します。PMF2019 会期最後の 2019 年 7 月 28 日(日)は、アンサンブルやオーケストラなど様々な組み合わせのプログラムで PMF の魅力をたっぷりとお楽しみください。


◆PMFが北海道遺産に!
次の世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から、北海道民全体の宝物として選ばれる「北海道遺産」に、「PMF~豊かな風土に根差した世界につながる教育音楽祭~」が認定されました。北海道遺産にふさわしい音楽祭であり続けるために一層充実した音楽祭となるようつとめてまいります。


2019年の詳細は、今後決まり次第順次、公式ウェブサイトなどで発表されます。

公式サイト

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