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チェロ奏者丸山泰雄さんをお迎えして現代の無伴奏チェロ作品を聴く~2月1日(月)「RadioBravo」#10 (18:00スタート)

こんばんは 斎藤茂です。

毎週月曜日の午後6時~7時の1時間プログラムとしてお届けしています「Radio Bravo」
今夜はコンテンポラリー好きの方には聴き逃せない60分です。
チェロの新しい可能性を追求し、さまざまなコンサート企画を実現されておられるチェリスト
丸山泰雄さんをゲストにお迎えします。

2月10日に現代の無伴奏チェロ作品を集めたアルバム「ピカレスク」をリリースされる丸山さん。

世界が注目するイタリアのチェリスト/作曲家のジョヴァンニ・ソッリマ、「ハンター×ハンター」などの
サウンドトラックでも知られる平野義久さんが丸山さんのために作曲した「ピカレスク」
ブリテン、プランチャルーン、そしてグラス
「100年後に残る作品だと思っているものを録音した」と語る丸山さんご自身による楽曲の聴きどころのお話しとともに
お聴きいただきます。

なお今夜ご紹介させていただくアルバム「ピカレスク」は、2月1日~3日の3日間限定で
OTTAVAセレクトショップで特別販売をさせていただきます。この機会をお見逃しなく!

詳細、ご購入ははこちらから
https://ottava.official.ec/

今夜ご紹介する楽曲

 ジョヴァンニ・ソッリマ:コンチェルト・ロトンド ~I. Lento con libertà
                         II. Allegro

 平野義久:ピカレスク 〜丸山泰雄に捧ぐ〜 I. 佐平治(居残り佐平治より)

 ベンジャミン:ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番~ IV. Marcia: Alla marcia moderato
                          VI. Moto perpetuo e Canto quarto

フィリップ・グラス:オービット 

丸山泰雄さんのプロフィール

丸山 泰雄(まるやま・やすお)(チェロ)
1987年、東京藝術大学音楽学部卒業。1989年、第58回日本音楽コンクール第1位、増沢賞・特別賞を受賞。
イタリア・パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクール第3位、特別賞受賞。ドイツ・マルクノイキルヒェン国際チェロコンクール特別賞。
1992年、「東京国際音楽コンクール」第2位及びアサヒ・ビール賞を受賞。第2回日本室内楽コンクール第1位及び特別賞受賞。
92年9月より、文化庁海外研修員としてベルリン芸術大学に留学、ディプロマを最高位で取得。
現在、チェロの可能性を広げるコンサート企画を次々と打ち出し、ソロ・室内楽で出演する一方、主要オーケストラの客演首席としても活躍中。
紀尾井ホール室内管弦楽団、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア(首席)メンバー、
弦楽四重奏団ヴィルタス・クヮルテット及びスーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウのリーダー。
2007年にRMMシリーズの5作品目となるソロCD「ラメンタツィオ~チェロ・ヴィルトゥオーゾIII(RMM-105)」、
2008年にはチェリスト12名による演奏「スーパー・チェロアンサンブル・トウキョウIIトゥナイト~アディオス・ノニーノ(RMM-106)」を発売。
2011年、東日本大震災に際しては、震災1ヶ月後に出身地宮城県の被災地に入り、それ以来現在に至るまで、東北各地の被災地で演奏活動を続ける。
翌2012年3月11日には、震災一年目の特別な意味を持つ演奏会を、ヴィルタス・クヮルテットとして福島県いわき市で開催。
2013年4月より、いわき市民有志とともに「いわき室内楽協会」を設立、ミュージック・ディレクターに就任。
2014年2月、ヴィルタス・クヮルテットとして初のCD「Descending Dragon」(ALM RECORDS)を発表。
2020年2月に2枚目となるCD「ベートーヴェン/弦楽四重奏曲第13番《大フーガ付》」を録音、2021年に発売。