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1月13日(金)18:00 “伊藤悠貴 The Romantic”presents「荒井喜矩の印象探求」~カサノヴァが幽閉された宮殿の一枚

毎週金曜日午後6時から,チェリストの伊藤悠貴がお送りしている
「ザ・ロマンティック」、
今回は番組の準レギュラー、絵画研究家の荒井喜矩がお送りする
「荒井喜矩の印象探求」をお楽しみください。          

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新年1月7日に荒井さんと伊藤悠貴さんが開催した講演「英国絵画とロマン主義」(東邦音楽大学エクステンションセンター)を振り返りながら、
伊藤さんが間もなく再共演するオランダの巨匠、ヨハン・デ・メイの
チェロ協奏曲「カサノヴァ」をお聴きいただきます。
             

18世紀に実在した策士、その女性遍歴によって知られるジャコモ・カサノヴァの生涯をテーマとしてデ・メイが作曲した「カサノヴァ」。
今回の絵画は、そのカサノヴァが幽閉されたことで知られる
ヴェネツィアのドゥカール宮殿で描かれた一枚をご紹介します。
              

Veduta del Palazzo Ducale - Canaletto
カナレット(1697-1768) :ドゥカール宮殿からの眺め(1755年以前の作)

           

     

【楽曲】      

 1, ヨハン・デ・メイ:チェロ協奏曲「カサノヴァ」
       チェロ:伊藤悠貴 
       九州管楽合奏団
       指揮:ヨハン・デ・メイ
         
     

    

       

          

「荒井喜矩 印象探求」へのメールはこちらまで

          art@ottava.jp

                  

荒井喜矩(絵画研究家)
ピサロ研究を中心に印象主義芸術の精神性を追求し、絵画、音楽、文学による
学際的な研鑽を積む。税務会計職等に従事する傍ら多くの文化人と交流し、
講義、文筆などを通して19世紀芸術理念の継承に注力している。
2022年よりクラシック音楽専門インターネットラジオOTTAVA
「The Romantic」準レギュラーに就任。日曜画家。

         

            

番組後半に「芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド」との
コラボレーションによる新コーナーをお送りしています。
           

「芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド」は
東京芸術劇場が展開する、新進の管打楽器奏者のためのアカデミープログラム。
国内のプロフェッショナル管打楽器奏者のレベル向上を目的に、
2014年「芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー」(WOA)として
活動をスタート、
2021年より名称を「芸劇オーケストラ・アカデミー・フォー・ウインド」に
改め、オーケストラや吹奏楽だけに限らない幅広い表現力と、社会で活躍する
音楽家としてのセルフプロデュース能力の双方の向上を目指す、学びと実践の
場となっています。
        

カリキュラムの監修を務めるミュージック・アドヴァイザーが
ホルン奏者の福川伸陽さん、
伊藤悠貴さんも講師の一員、というご縁もあり、
今回、アカデミー生をOTTAVAリスナーの皆さんにご紹介するコーナーを
スタートしました。
         

毎回二人のアカデミー生が、自らを語り、音楽を語り、
こだわりの選曲を聴かせてくれます。
           

今回ご紹介するのは第9期生(1年目)のお二人。

トランペット奏者 中山 京(なかやまきょう)さん

フルート奏者 野口美夢(のぐちみゆ)さん

  

若き音楽家たちのコトバと選曲をお楽しみください。
           

       

楽曲

   

1,ショパン:バラード第1番ト短調Op.23     

          

2,シベリウス:交響曲第2番ニ長調Op.43~第4楽章